PAINTmagicianについてもっと知りたい方のためのFAQ

アーティスト集団「PAINTmagician」は、デコラティブペイントの第一人者であるロンドンのデザイナー、ジョカスタ・イネス氏直伝のエイジング塗装、アンティーク塗装、フォーフィニッシュといったさまざまな技法を用いて、ベーシックな塗装から、遊び心のある、斬新な表現の提案まで、高いクオリティのアートペイントでみなさまの暮らしを彩ります。

こちらではよくお寄せいただくご質問と、それに対する回答をQ&A形式でご紹介します。このほか、フォーフィニッシュ、アンティーク塗装、エイジング塗装などの塗装技術のこと、塗料のこと、ご家庭でのDIY(Do it Yourself)のペインティングのことなど、塗装に関するご相談・ご質問はお気軽にお問い合わせください。

Q1.私たちでもPAINTmagicianになれるのでしょうか?
A1.

ご安心ください。楽しむ心を持ってペイントをしていれば、自ずと知識も技術もついてきます。PAINTmagician養成のスクールでは先輩のPAINTmagicianが優しく丁寧に指導します。

Q2.マジシャンカラーはどこで購入できますか?
A2.

株式会社エーアンドエム本社の他、エーアンドエムのショッピングサイトでも購入できます。

Q3.水性塗料が乾燥すると、水に溶けなくなるのはなぜですか?
A3.

水性塗料は、水中に高分子の樹脂粒子が分散したもので、乾燥すると強いフィルム状皮膜になるため、水に溶けなくなります。

Q4.水性塗料は、雨に濡れてしまうとどうなりますか?
A4.

塗装後に十分乾燥した水性塗料は、油性塗料となんら変わらない強さを持っています。そのため、しっかり乾いたあとなら、雨に濡れても問題はありません。

Q5.下塗り(シーラー)って何ですか? どう選べば良いですか?
A5.

塗装下地の吸い込みが大きいときや、劣化しているときには、シーラーを下塗りします。シーラーには油性、水性があるので、下地の種類や状態によって使い分けます。下地の劣化が激しいとき、水分の影響を受けやすい場所などには油性シーラーを、繊維壁や砂壁の下塗りには水性シーラーをおすすめします。そのほか、ヤニ・アク止めをするシーラーなどもあります。

Q6.サビ止め塗料を2回塗りすれば、上塗りは必要ありませんか?
A6.

サビ止め塗料は日光や雨に弱いという特徴を持っています。そのため、必ず上塗りが必要です。

Q7.マジシャンカラーは何の素材の上にも塗れるのでしょうか?
A7.

木部、石膏ボード、壁紙などに塗れます。金属、プラスチックの場合は、専用バインダーを塗ってから使用してください。浴室など湿度が高く、常に水に濡れる可能性がある場所には適していません。

Q8.マジシャンカラーの乾燥時間はどれぐらいですか?
A8.

春から秋頃の室温(気温)が20度程度なら2時間以内。冬場など室温(気温)が5度程度であれば4時間以内が目安になります。

Q9.マジシャンカラーが服についてしまいました。上手な落とし方を教えてください。
A9.

一度服についてしまった塗料をうまく落とす方法は、残念ながらありません。汚れても構わない服装で、塗装作業を行うようにしましょう。 ※手についた汚れは水で洗い落とせます。

Q10.塗料の調色は可能ですか?
A10.

マジシャンカラーなら可能です。自分好みの色をアレンジして作りましょう。

Q11.使用後、塗料が中途半端に残ってしまいました。保存方法を教えてください。
A11.

残った塗料は適当な大きさの密閉できる容器に入れ、保存するのが良いでしょう。製品缶で保存する場合はしっかり蓋をして密閉しますが、残った量が少ないとうまくいかない場合もあります。なお、低温・高温での保存は適さないので注意が必要です。

Q12.水性塗料の廃棄方法は?
A12.

基本的には塗料は使い切っていただきたいのですが、やむを得ず捨てる場合は、水性塗料用固化剤で固化するか、新聞紙などに塗り広げ乾燥してから一般ゴミとして処分してください。

Q13.砂壁、繊維壁がはがれかかっているのですが、塗料で抑えることはできますか?
A13.

砂壁、繊維壁が下地から浮いているときは、塗料で抑えることはできません。表面が少しポロポロ落ちる程度なら、壁塗装用下塗り剤や壁おさえスプレーで抑えることができます。ただし、塗りムラが生じますので、こういった場合には上塗りするのが一般的です。

Q14.塗装後にひび割れが生じました。手直し方法を教えてください。
A14.

シーラー(下塗り)なしに厚塗りしたとき、シーラーの塗布量が足りなかったとき、シーラーがしっかり乾いていなかったときなどにひび割れが生じます。手直しは十分乾燥させた上で、もう一度塗ります。砂壁、繊維壁ごとめくれてくるような場合は、取り除いてパテ埋めしてから上塗りします。

Q15.塗料をきれいにはがしたいときは?
A15.

塗料はがし液を使用するときれいにはがせます。

Q16.塗料がとび散ってしまった際に拭き取る方法はありますか?
A16.

うすめ液などで拭き取れますが、塗料の下のものまで剥がしたり、変色させたりする場合があるので、目立たないところで試してからにしましょう。

Q17.油性塗料の上から水性塗料を塗っても大丈夫ですか?
A17.

油性塗料の多くは艶有りで、表面がツルツルしているため、その上に水性塗料をそのまま塗ろうとするとはじいてしまいます。油性塗料の上に水性塗料を塗りたい場合は、サンドペーパー(#180~#240位)をかけて塗装面をザラつかせ、水性塗料が付着しやすくなるよう工夫します。なお、焼付塗料などに上塗りしたい場合は、水性・油性ともにペーパーがけして付着力をよくする必要があります。

Q18.水性塗料の上に油性塗料を塗っても大丈夫ですか?
A18.

水性塗料が完全に乾燥していれば、油性塗料を塗ることはできます。ただし、ラッカー塗料を上塗りすると、下の塗膜を侵す(溶解する)可能性がありますので注意しましょう。水性塗料の上には水性塗料を、油性塗料の上には油性塗料を、ラッカー塗料の上にはラッカー塗料を塗るのが、もっとも安心な方法です。

Q19.水性塗料は屋外で使用できないのですか?
A19.

水性塗料でも屋外用と室内用など用途によっていろいろな種類があります。屋外用であれば何の問題もなく屋外で使用できる耐侯性があります。ただし、塗装中に雨などに降られると、水性塗料は膨れたり、雨で流れたりします。マジシャンカラーの場合は、コーティング剤を塗ることでかなり強化されます。

Q20.塗料はどのくらい保存できますか?
A20.

開缶していない場合なら、3~4年程度は問題なく使用できます。また、一度使用した塗料の残りは適切に保存しておけば1年間程度は持ちます。ただし、水性塗料を水で薄めた場合はできる限り早く使い切るようにしましょう。

Q21.気温が低いときに塗装しない方がよいのはなぜですか?
A21.

水性塗料は、気温が低いと膜をつくりにくくなり、乾燥も極度に遅くなってしまいます。そのため、気温が低いときの塗装作業は控えた方が良いと言えるでしょう。

Q22.天井を塗るときに、塗料がタレないようにするには?
A22.

上を向いて塗る所には、コテバケやローラー塗りが適しています。また、継柄(コテバケやローラーにつける長い棒)をつけると床面からでも楽に塗れます。ただ、まったくタレないようにすることは難しいですので、汚れても良い服装で、床・壁の養生もしっかりしておきましょう。塗料を薄めすぎてもタレやすくなります。

Q23.ウッドデッキやラティスなどを塗装したいのですが?
A23.

外部で使用する木部の塗装には、浸透性の防虫・防腐ステインがおすすめです。塗膜を造らず木材の内部に浸透して木を保護すると共に木目をきれいに生かすことができます。造膜タイプの塗料は、割れや剥がれなどを起こしやすいのでメンテナンスが大変です。

Q24.木工塗装をきれいに仕上げるためには?
A24.

素地研磨を行います。研磨しないとケバ立ちを起こし逆目の部分は塗料を吸い込み易くなり、ザラつきや色ムラが生じやすくなります。塗料は塗り重ねますが、仕上げ塗りの前にサンドペーパー(#280位)で軽くケバ取り研磨して、研磨かすを十分に拭き取ることがきれいに仕上げるポイントです。

Q25.塗装で使用したあとの、ハケやローラーなどの手入れはどうすればよいのですか?
A25.

ハケやローラーに残っている塗料はヘラなどでしごいて取り除きます。さらに新聞紙などにこすリつけて塗料をできる限り落としておきます。その後、使った塗料用うすめ液でよく洗い、最後に中性洗剤で洗い上げます。洗ったあとは陰干ししておきます。 こういった道具の管理などがご不安な方には、PAINTmagicianのワークショップがおすすめです。マジシャンカラーによるペイントのノウハウを学んでいただくことができます。

Q26.ローラー塗装のコツはありますか?
A26.

ローラーの柄に親指をそえてしっかり握ります。塗る面よりローラーを浮かさないようにしますが、あまり力を入れて押しつけすぎないようにします。ローラーには塗料をまんべんなくよく含ませます。塗る面には、最初M字(W字)形に塗料をくばり、間をおかず均一に上下左右に塗り広げます。最後に軽く上下にローラーを転がしてローラー目を一方向にして仕上ます。ローラーの回転が速いと、塗料が飛び散りますので、ゆっくりと大きく動かすのがきれいに塗るコツです

Q27.今さらですが、DIYって何ですか?
A27.

DIYはDo it Yourselfの略であり、日本語では“日曜大工”と訳されることもあります。つまり、家具や小物を自分の手で作ったり、加工したり、塗装したりすることの総称です。オリジナルな物が作れるので近年、特に女性人気が高まってきています。

「PAINTmagician」「マジシャンカラー」に関する お問い合わせは以下よりご連絡ください TEL: 047-377-3031

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